PCを購入するにあたって、つきものなのが、MacにすべきかWindowsにすべきか、という選択があるかと思います。
私は、Apple製品の大ファンなので、できればMacを……という思いは強くありながら、シゴトでは思いっきりWindowsを使わなくてはならないため、この選択はとても迷うところでした。
結論を申しますと、ここ数年(5年以上)、私はMacbookを使っています。
そう。MacでWindowsを使って、ちゃんとシゴトになっているのです。
そのあたりを、今回は書いてみたいと思います。
■WindowsPCへの不満
実は、私はもともとは完全にWindows派でした。
シゴトで最初に覚えたPCがWindowsだったことが決定要因でした。
周知の通り、いわゆるオフィスワークでは今でもWindowsが圧倒的に主流です。
ところが、WindowsPC、とにかくよくオチる(苦笑)
そして、よくフリーズする。
私は、Macを使うまで、PCというのは、基本的にオチるしフリーズするものだと諦め半分で思い込んでおりました。
それでも、ソフトの互換性を考えると、そういう諦めや不満はさておいて、結局はWindows一択だったわけです。
同じような理由でWindowsを選択されている方は、多いのではないでしょうか。
■MacでWindowsを使う、という奇跡の選択
そんな中、もう数えるのもイヤになるほどのWindowsPCの不具合で、またPC購入を考えなくてはならなくなった時、ふとMacの広告が目に入りました。
やっぱりいいなぁ、Mac。持っていることに喜びと感動があるなぁ、そんな思いで、何気なくネットサーフィンしていると、
Bootcampという言葉が、検索結果に表示されたのです。
恥ずかしながら、Bootcampって、軍隊か何かのマッチョ体操か何かだろうか、なんて思ってしまいましたが……、
これが、MacでWindowsを使うという奇跡のような方法だったのです。
実は、そのころには、Office for Macという製品も出ていました。
MacでMicrosoftOfficeが使えるというものです。
「あ、これでいいんじゃん」
と思ったのも束の間、実はこのソフトでは、私の場合、決定的な欠点があったのです。
それは、Excelでマクロがうまく使えない、ということでした。
私はシゴトで、マクロを組んだ簡単なExcelツールを使っていて、これが欠かせないのです。これが、for Windowsでは、ダメだったのです。
なので、最初にBootcampを知った時も、結局そういう問題が残るんだろうな、と思っていました。
■予想をはるかに超えたBootcampの威力
Bootdampは、素晴らしい技術でした。
要するに、Macの領域を二つに分け、一つを完全にWindowsにするというものでした。
for Macではありません。完全に、正真正銘のWindowsなのです。
イメージとしては、Mac、Windows2台のPCが1台に存在するという感じです。
したがって、MacOSからWindowsOSに切り替えるときは、再起動が必要です。
これは少々面倒くさいのですが、それでも十分オツリがくるほどに使えます。
何がそんなに使えるのか?
■感動すらしたMacのパワー
とにかく、Macのパワーは凄まじいものでした。
処理速度が劇的に速い!
そして、涙が出るほどの安定感。
いま使っている最新のMacbookProの前は、MacbookAirを4年ほど使いましたが、この間、フリーズということがほとんどありませんでした。

作業中にオチることも、もちろんない。皆無でした。
Macを一度使うと、もうMac以外は使えない、という話は耳にしていましたが、
なるほどこういうことか、と私は納得することができたのです。
これは、iPhoneとAndroidを比較したときにも思ったことですが、何というのか、Appleの製品は、密度が違うというのか、本当にムダを削ぎ落して、必要なものがぎっしりと詰まっている感じがします。内部に、スカスカした隙間がない感じで、とても有機的なのです。
私がMacで感じた安定感も、まるで生物のような有機的な安定感に近いものでした。
まぁこのような「印象」はさておいても、とにかく、長年にわたってフリーズや処理中のまま固まってしまうなどのストレスが、本当にMacは皆無に等しいのです。
このノンストレスを考えるなら、BootcampでのOS切り替えの手間などは、ぜんぜんといってよいほど、私は気になっていません。
■結論:私なら、Macをイチオシします。
というわけで、あくまでも私の個人的感想ではありますが、
PC購入するにあたっては、Macをオススメする次第です。
もちろん、WindowsPCもいろいろです。ファンもいろいろだと思いますので、
当然のことながら、それを否定するつもりはまったくありません。
単に、自分で、実際にWindowsOSをMacで使ってみて、実にその操作性や安定性、そして何よりも美術工芸品のような美しさ。
開くたびに感動を与えてくれるこの素敵なマシンに、Windowsヘビーユーザーの私も、すっかり惚れ込んでいるということなのです。

MacかWindowsか、で迷っているのなら、私はMacを強くオススメします。