■事の経緯
ぼくは、MacbookProを愛機としておりまして、Bootcampという方法で、まぁ要するに、中身を2つに分けて、一つを完全にWindowsとして使っているワケです。
なので、相手がWindowsの場合は、こちらもWindows……みたいなことができるのですが、
相手がMacオンリーで、その取引先がWindowsオンリーの場合に、Mac側で圧縮して送ったデータがWindows側で解凍すると、ファイル名が派手に「文字化け」してる、という現象がよく起こります。
で、先日、ぼくのクライアント(=Macオンリー)から、この現象について「何かうまい解決策ってないんですかね?」とご相談いただいたわけです。
ぼく自身がMac/Winの両刀使いのため、この現象に無縁でして、「さぁ、ちょっと調べてみないと……」と答えたとき、ふと思いついたのです。
(そうだ、長男に調べさせてみよう!)
で、長男に経緯を話したところ、説明の半分ぐらいで概要を理解したらしく、
自分のMacを取り出して、カチャカチャカチャと……。
ものの5分、でした。
彼は、見事に解決策を探し出してくれたのです。
もちろん、私のPCで十分に検証してから、クライアントにお伝えしたところ、
「さすが! シゴト速いね~」
とお褒めの言葉を。
まさか、中3の息子が、5分で調べたんです、とは言えず……。
これが、デジタル・ネイティブ……しかも「スペシャル」のチカラなんだなと、
その威力に舌を巻いたのでした。
スペシャルたちのこんな能力、
ぼくたち「旧世代」のオトナたちは、ぜったいに潰してはいけないな、
いかんなく発揮させてやれる場を作ってやらないとな、
そんなことをあらためて実感したのでした。
あ、せっかくなので、以下にこのノウハウ、書いておきますね。ぼく自身の備忘録もかねて、です。
■Mac→Windowsの圧縮ファイルが文字化けしないための方法
では、結論から。
WinArchiver Lite というフリーソフトを使う、ってことです。
このソフトは、AppStoreから無料でダウンロードできるので、まずこれをMacにインストールします。

あとは、ソフトを立ち上げ、
ファイルをドラッグすると、こんな画面が出てきます。

めっちゃ重要なのは、「Windowsの言語バージョン」というところを、必ず「日本語版Windows」にするってことです!これやらないと、またWindows側で文字化けします。

あとは、大したことないです。どんどん画面に従って進んでいくと、

フツーに圧縮後のファイルが登場するので、それを送るだけです。
ポイントは、「Windowsの言語バージョン」のとこですね。お間違えなく!
以上です。