Eテレの大ファンである。
最近では、テレビはほとんどEテレしか見ない。
(嘘。総合も見る)
Eテレには、センスが「よい系」と「わるい系」があり、見事に二極化している。
「わるい系」のことは、今回は触れない。
今回は、「よい系」の中でも異彩を放つ、
目次
ねほりんぽほりん
のことについて少しだけ。
その要旨は、この動画がかなり物語っているので、まずは観てほしい。
これ、フツーにオンエアしてるところが、NHKが超進化した所以だ。
で、次の写真の、それぞれ左上あたりをご覧ください。
お気づきだろうか。
この一件「やっつけ感」さえある本当に変哲のないブタさん人形の姿を借りて語るのは、みなさん、なかなかに色々と抱えてこられた方々。
これまでのNHKなら、重々しいドキュメンタリーで社会に問題提起してきたようなジャンルに属する方々なのだ。
これをなんとも軽く、楽しく、なんならお子さんたちにもそのまんまご覧いただこう、という、ものすげぇ「攻めた」番組なのである。

「レズビアン」の響きとかわいい子豚さんのコントラストが素晴らしい。

「整形に終わりが見えない」って……。
ブタさんに大胆な整形を施しているのが、パンチが効いている。
思うに、このブタさんの起用の裏側には、いわゆるマイノリティーの方々への愛情が感じられる。愛無くしてこの構成や設定はできないだろう。
ちなみにこの番組、各界にジワジワと濃いファンを広げているようで、
「どスペシャル」(きっとアスペ系)の星野源などは、
自分のラジオ番組でがっつり紹介した次第。

この人がここまでするなら、やはり間違いない番組なのだろうなと思う。
あと、このおっさんも、実に的確にこの番組を分析している。
やるなEテレ。
ゆけゆけEテレ!